この記事では、緑内障・白内障・老眼といった「目の三大トラブル」を予防・改善するための山内流・眼球ストレッチ法をご紹介します。実は、これらの目の不調の多くは「血流の悪化」が関係しており、目の血行を良くするだけで視力回復の可能性もあると言われています。
視力低下の原因は「血流不足」にあった
目の健康を保つ上で、意外と見落とされがちなのが血流です。毛細血管が張り巡らされた眼球周辺に血流が届かなくなると、以下のようなリスクが高まります。
- 緑内障:視神経への血流が不足すると、視野が狭くなる
- 白内障:水晶体の老化や酸化が進みやすくなる
- 老眼:ピント調節に必要な筋肉が衰える
血流が改善すれば、これらの進行を食い止めたり、改善する可能性もあるのです。
血流が悪くなる原因とは?
1. 目を動かさない生活習慣
スマホやパソコンを長時間見る生活では、視点が固定されてしまい目の筋肉が使われない=血流が滞る状態に陥ります。
2. 血糖値の急上昇
高血糖は血管を傷つけ、特に目のような毛細血管が集中している部位にダメージを与えます。糖尿病の合併症で失明するケースも多く、食生活の見直しは目の健康にも直結します。
山内流「眼球ストレッチ」のやり方
山内先生が提唱する眼球ストレッチは、自宅で1日1分から実践できるセルフケア法です。
ステップ1:ホットアイで目を温める
- 両手をこすって温め、目の周りに軽くあてる
- 血流を促進し、筋肉の動きが柔らかくなる
ステップ2:目の周りをやさしく振動マッサージ
- 骨の上から指先でトントンと軽くたたく
- 目の奥に響くような微細な刺激を与える
ステップ3:絆創膏で目の筋肉をサポート
- 目尻からこめかみに向かって、目のラインに沿って貼る
- ピント調節を行う「毛様体筋」の働きをサポート
ステップ4:首と目の逆方向ストレッチ
以下のように「首と逆方向に目線を動かす」ことで、外眼筋をストレッチします:
- 首を右に → 目線は左へ(5秒)
- 首を左に → 目線は右へ(5秒)
- 首を上に → 目線は下へ(5秒)
- 首を下に → 目線は上へ(5秒)
- さらに斜め方向にも応用可能!
このストレッチを1日1セット(合計1分程度)でOK。続けることで目の周囲の血行が改善され、視界がクリアになる実感も得られるかもしれません。
食事で目の血流を改善するポイント
- ブルーベリーやアントシアニン:毛細血管の強化に効果的
- EPA・DHAなどの良質な脂質:血流をスムーズに保つ
- ビタミンC・E:抗酸化作用で目の老化を防止
- 食べ順ダイエット:血糖値の急上昇を防ぐ(食物繊維・タンパク質を先に)
FAQ
Q1: 視力は年齢とともに必ず落ちるものですか?
A1: 年齢による変化はありますが、血流改善や筋肉のケアによって視力の回復・維持が可能です。
Q2: 絆創膏を貼るのは本当に効果がありますか?
A2: 目の筋肉の働きをサポートし、ストレッチの効果を高める目的があります。簡単なので一度試してみる価値はあります。
Q3: 眼球ストレッチはどのくらいの頻度でやればいいですか?
A3: 毎日1回(1分程度)でOK。朝晩や目が疲れたときにもおすすめです。
まとめ
緑内障・白内障・老眼といった目の不調の多くは、血流不足や筋肉の衰えが原因となっています。山内流「眼球ストレッチ」は、手軽にできるセルフケアとして非常に効果的です。
さらに、食事内容や生活習慣を見直すことで、目の健康を根本から守ることができます。1日1分の眼球ストレッチを習慣にして、一生使える目を大切にしていきましょう。