最新の政党支持率で大異変!小泉進次郎の影響と玉木代表の失速、政界の勢力図が大きく変化

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この記事では、2025年6月時点での最新世論調査をもとに、小泉進次郎大臣の登場による“進次郎効果”や、玉木雄一郎代表の失言による支持率急落など、日本の政界に起きた大きな変動をわかりやすく解説します。今後の衆参ダブル選挙や政界再編のカギを握る注目ポイントも紹介します。

小泉進次郎の就任で内閣支持率と自民党支持率が回復

JNNの最新世論調査によれば、内閣支持率は前月より1.3ポイント上昇34.6%に。不支持率はわずかに下がって62.0%となりました。これは石破内閣の政策ではなく、小泉進次郎氏の農林水産大臣就任による「進次郎効果」とされています。

小泉進次郎効果の背景

  • 江藤前農水大臣のスキャンダルで支持低迷
  • 小泉氏の爽やかなイメージと発信力で国民の注目を集める
  • 政策以上に「期待感」で内閣支持率を押し上げた

この上昇により、自民党内では進次郎氏を前面に出した衆参ダブル選挙の構想まで浮上しています。

玉木雄一郎代表の「動物の餌」発言で国民民主党が急落

一方で、国民民主党は3.4ポイントの急落6.8%まで支持率が下落しました。背景には、玉木代表の失言や人事の問題があります。

支持率急落の要因

  • 「備蓄米は1年経てば動物の餌」との発言が炎上
  • 過去の不倫問題がある人物を候補者に擁立し、世論が反発
  • 政策の柱だった「減税」支持が維新や令和に分散

かつては与党と連立の可能性も噂された国民民主党ですが、現在は失速し、参議院選挙の行方も不透明になっています。

立憲民主党が再び支持率で国民民主党を上回る

最新調査では、立憲民主党の支持率が2.6ポイント上昇し、8.2%に。これは昨年11月以来の伸びで、国民民主党を再び上回る結果となりました。

支持率上昇の要因

  • 年金改革法案で与党と合意し、実績をアピール
  • 国民民主党の失速により支持層が流入
  • 大連立を視野にした柔軟な政権戦略

内閣不信任案の提出を見送る方針も、現実的な政党としての評価につながったと見られます。

日本維新の会や他の政党の動向

維新の会は支持率2.3%と、前月より2.0ポイント下落。大阪万博や教育無償化といった政策も効果が薄れ、れいわ新撰組にすら支持率で追い抜かれました。

注目されるその他の政党

  • れいわ新撰組:3.1%。維新を上回る勢い
  • 公明党:2.9%、共産党:2.2%と組織力に陰り
  • 参政党:2.1%。保守層の新たな受け皿に

参政党は、石破総理に反発して自民党から国民民主党に流れていた保守層の一部を取り込みつつあります。候補者擁立を全国規模で進めており、支持率をじわじわと広げている点も注目ポイントです。参議院選挙でも無視できない存在となってきました。

FAQ

Q1: 進次郎効果とは何ですか?
A1: 小泉進次郎農林水産大臣の就任によって、内閣や自民党の支持率が回復した現象を指します。政策よりもイメージや期待感による影響が大きいです。

Q2: 玉木代表の「動物の餌」発言はなぜ問題視されたのですか?
A2: 農産物に対する軽視と受け取られ、農家や消費者からの強い反発を招いたためです。

Q3: 立憲民主党は本当に与党と連立を組むのですか?
A3: 現時点では確定ではありませんが、年金改革など一部政策で与党と協調しており、大連立の可能性が取り沙汰されています。

まとめ

最新の世論調査から見えてくるのは、「進次郎効果」による自民党の復調と、玉木代表の発言による国民民主党の急落、そして立憲民主党の再浮上という三極の動きです。次回の参議院選挙や衆参ダブル選挙が実施される場合、この流れが大きな鍵を握ることは間違いありません。政界再編の前兆とも言える今の情勢を、引き続き注視していく必要があります。

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