「車は10万kmを超えたら買い替え」という話をよく聞きますが、実際のところ、10万kmで買い替えは本当に必要なのでしょうか?
また、「10年以上乗ると自動車税が上がる」といった話もあり、いつまで乗るべきか悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、10万kmを超えた車の寿命、乗り換えの適切なタイミング、修理代とのバランスについて詳しく解説します。
10万kmを超えても乗り続けるべき?結論:壊れるまで乗るのが最もお得!
結論から言うと、**「車は壊れるまで乗るのがコスパ最強」**です。
- 10万kmを超えても、しっかりメンテナンスすれば20万km以上走ることも可能
- エンジンや足回りの修理費用が高額になったら買い替えを検討
つまり、修理代と車の価値を比較して、乗り換えたほうが得になるかどうかを判断するのが重要です。
車を買い替えるべきタイミングとは?
1. 修理費用が車の査定額を超えたとき
- エンジンやミッションの故障で修理費用が30万円以上かかる
- 足回りやフレームの損傷が深刻で、安全性に問題がある
査定額が50万円以下なのに、修理代が30万円以上かかるなら、買い替えを検討するのが賢明です。
2. 車検時に高額な整備費が発生するとき
車検時にブレーキパッド・タイヤ・バッテリー交換などが一気に必要になると、
整備費が20万円以上になることもあります。
「修理費用+自動車税」よりも新しい車を買った方がトータルでお得になる場合は、乗り換えを考えるべきです。
3. 13年を超えて「自動車税」が上がるタイミング
よく言われる「13年以上乗ると税金が上がる」という話ですが、実際の増税額はどれくらいでしょうか?
自動車税の増額(目安)
✅ 普通車(排気量1500cc) → 年間 +3,000円(月250円)
✅ ミニバン(排気量2500cc) → 年間 +6,000円(月500円)
意外と増税額は小さいので、これが理由で乗り換える必要はありません。
むしろ、車を長く乗ることがSDGsの観点でも理にかなっているのに、古い車に増税する制度自体が疑問視されています。
10万kmを超えた車を長持ちさせるためのポイント
✅ 1. エンジンオイルはこまめに交換
- 最低でも半年に1回 or 5000kmごとに交換
- オイル交換を怠るとエンジン寿命が縮む
✅ 2. ミッションオイル(ATF)も適切に管理
- 車種によっては「交換不要」とされるものもあるが、20万kmを目指すなら要点検
✅ 3. ブレーキパッドやタイヤの状態を定期的にチェック
- タイヤの溝が3mm以下になったら交換
- ブレーキの効きが悪くなったらパッド交換
✅ 4. 足回りのチェックも忘れずに!
- サスペンションの劣化 → 走行安定性が低下
- ブッシュ(ゴム部品)の劣化 → 乗り心地やハンドリングに影響
これらのメンテナンスをしっかり行えば、20万km以上走ることも十分可能です!
乗り換えるなら、どんな車を選ぶべき?
もし乗り換えを考えるなら、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
✅ 10万km超えでも価値が落ちにくい車種を選ぶ
- 軽自動車(N-BOX、タントなど) → 中古価格が高く、リセールバリューが良い
- ハイブリッド車(プリウス、アクアなど) → 20万km以上乗ることを想定
✅ 10年落ちの中古車でも状態の良いものを選ぶ
- 普通車なら100万円以内で十分選択肢がある
- ミニバン(ヴォクシー、ノアなど)も100万円で5年落ちが狙える
✅ 燃費の良い車に買い替えるとランニングコストが安くなる
- ガソリン価格が高騰しているため、ハイブリッド車の選択肢もアリ
【結論】10万km超えた車は「修理費が高くなったら買い替え」が正解!
✅ 壊れるまで乗るのが最もお得!
✅ 修理費が車の査定額を超えたら乗り換えのタイミング
✅ 13年超えの税金増額は気にしなくてOK
✅ メンテナンスをしっかり行えば20万km以上走れる!
「10万km超えたからそろそろ買い替えかな…?」と悩んでいる方は、今の車の修理費用を見極めつつ、次の乗り換えのベストタイミングを判断するのが大切です!
ぜひ、この記事を参考にして愛車を長く乗るか、次の車を検討するかを決めてみてください。