超人気の動画共有アプリ「Tik tok（ティックトック）」に、セキュリティー上の欠陥があるとの指摘がBloombergから発信されています。
情報が出たのは2020年1月9日（木）。
Bloomberg公式サイトの記事に詳細が掲載されています。
TicTok（ティックトック）にセキュリティ欠陥？個人情報流出の可能性を指摘
サイバーセキュリティ会社「チェックポイントソフトウェアテクノロジーズ」によると、ハッカーが欠陥を悪用し、Tiktokユーザーのアカウントに不正侵入した可能性があると言います。
チェック・ポイントはリポートで、一連の脆弱（ぜいじゃく）性を指摘。これをハッカーが悪用すればユーザーのアカウントと情報の不正操作が可能になり、個人データを流し、動画を削除できると説明した。同社は既にティックトックに欠陥の存在を伝えており、ティックトックは対策を施したという。ティックトックは修正プログラムを確認した上で、ユーザー情報の保護に努めるとした。
引用元：ティックトックにセキュリティー上の欠陥、個人情報流出の恐れ／Bloomberg
現在日本でも人気の高いアプリなので、ティックトックに対する懸念が広がるかも知れませんね。
過去にも様々なSNSの個人情報が流出
思い起こせば数年前、Facebookの個人情報流出問題というのもありました。
全世界を巻き込んだ騒動だっただけに、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
すべての情報がインターネットに接続されている現在、いつどこで情報が流出してしまうか分からない時代になっていますね。
SNSに限らず、銀行やカード会社の情報漏えいも毎月のようにニュースに流れてきます。
これに感してはユーザー自身が対処する方法がないので困ったところです。
流出後の個人の対応が重要
情報が流出してしまうのは現代社会においては仕方ない部分もあるかも知れません。
そうなった場合、個人としては流出後の対応をどうするのかが重要になってくると思います。
さしあたって今回のような情報をいち早く入手する情報取得能力が求められます。といってもIT情報系ニュースを毎日眺めていれば嫌でも気がつくと思うのでこれは問題ないかも知れません。
そして何の個人情報が流出したのかを知る必要があります。
まず対応するのはそのアプリ等ソフトウェアのパスワード更新でしょう。
その次としては、住所やメールアドレスが流出したところで対応しようがないので諦めます。
クレジットカード情報が流出となった場合はカード利用状況をくまなくチェックし、明らかに自分が利用したものではない使用履歴があればそれを元にカード会社に連絡を取る、といった対処が必要となります。
大切なのは情報が流出してもうろたえないことだと思います。
結局の所、事後の対処方法を分かっていれば落ち着いて行動することができると思います。
