雪虫とは、北海道にて雪が降る直前に空を舞う虫です。
白い綿毛を付けたその姿は「雪の妖精」とも呼ばれます。
北海道内ではまれに大量発生で住民を悩ます害虫ととらえられていますが、スピリチュアル的な存在でもあるようです。
雪虫とは?
#秘密にしておきたかった生き物
雪虫(ユキムシ)
北海道では雪虫を見た1週間後には初雪が降ると言われている。
正式名=トドノネオオワタムシ pic.twitter.com/LOMzCZqdqN— SAKAE&するば (@2saKae5) May 18, 2016
こちらが雪虫の姿を写した写真です。白い綿毛が可愛らしいですね。
雪虫は、初雪が降る直前に現れる虫です。
「もうすぐ雪が降りますよー」と降雪を告げてくれる不思議な存在です。
正式名称は「トドノネオオワタムシ」といい、体長は数ミリ程度というとっても小さな虫。
スピリチュアル的な存在としての雪虫
初雪を告げる雪虫は、昔から神秘的な存在として認識されていました。
スピリチュアル的な意味で言えば、雪が降る前の地上を浄化する存在、とも言われているようです。
白く舞う雪のような姿は、黒いものを白く覆うという非常に強いエネルギー・パワーが宿っているとされます。
そんな天使のような雪虫、実は札幌など都心に住んでいると全く見かけないという人も多いです。
道内に住んでいても見られない人がいると考えると、雪虫自体を見られたらかなりラッキー?
スピリチュアルな天使と思うと、出会った時の喜びも大きいですね。
雪虫に出会える時期は、札幌近郊では10月~11月
札幌近郊で初雪が降るのは早い時期で10月、遅いと11月頃になることもあります。
その初雪が降るだいたい1週間~2週間前に、雪虫は現れます。
この時期を特定するのはなかなかたいへんですが、「雪虫を見かけた」という情報があれば、それから大体1週間以上はあちこちで飛び回ることになるので、SNSなどで「雪虫がいたよ」という情報を見かけてから北海道へ出かけても間に合いそうです。
綿毛を付けた雪虫は本当にわずかな期間しか見られないので、ぜひ実際に見てほしいものです。